契約書作成のメリット

貸借や売買などの契約行為は、割賦販売や建設工事請負契約など契約書作成が法定されているものを除き、口頭の約束でも出来ますが、契約書を作成することによって以下のようなメリットがあります。

• 書面として残すことによって権利義務関係が明確になり、言った言わないなどの無用な争いをしなくて済みます。
• 口約束に比べて心理的なプレッシャーが大きいため、契約が反故にされる確率が小さくなります。
• もし、契約が反故にされる事態になった場合、口約束の場合は優秀な弁護士を雇って多額の金をかけて裁判を起こしても勝訴するとは限りませんが、契約書さえあれば少ない裁判費用で勝てます。また、ケースによっては支払督促などの簡易的な法律手続きで済ませることも可能です。
• 当事者同士が署名した契約書は、各種裁判の有力な証拠書類となります。

弊事務所における契約書作成

弊事務所がクライアント様より依頼を受けて作成する契約書は、

• 契約書式の作成全集などの書籍やインターネットには様々な契約書のサンプルがありますが、契約行為はサンプルそのまま利用では表現出来ない場合が多いです。弊事務所では、クライアント様と綿密な報連相を行い、対象となる契約行為に最適な契約書を作成いたします。
• 素人の方が作成した契約書は、法律に適合しない文言や感情に任せた文言を盛り込んでしまう場合が多くあります。弊事務所では、法律専門職の観点より契約書が法律的に適合し、妥当なものであるかを慎重にチェックし、有効性のあるものを作成いたします。
• ご依頼から資料の提出、完成物の引渡し、代金支払に至るまで基本的にメールのやり取りによる報連相をいたします（遺産分割協議書などの難易度が高い契約書の場合は直接面談による報連相を実施させて頂きます）。従って、全国各地からのご依頼に対応いたします。もちろん、クライアント様が弊事務所行政書士との直接面談をご希望の場合はセッティングさせて頂きます（遠方の場合は要相談）。
• 作成した契約書は、紙ベースでのお引き渡しのほか、クライアント様のご希望によりPDFファイル又はWord文書ファイルでお引き渡しいたします。
• 弊事務所では、個人情報保護及び守秘義務を堅持し、クライアント様より頂いた情報は適切に管理・破棄し、外部へ漏えいしない様にいたします。

弊事務所が取り扱う主な契約書

弊事務所でお取り扱いする契約書の主なものを以下に示します。もちろん、それ以外の契約書作成につきましても承ります。お気軽にご相談下さい。

• 売買・賃貸借・贈与関連
  売買契約書，継続的商品取引契約書，賃貸借契約書，定期借地権設定契約書，駐車場使用契約書，使用貸借契約書，金銭貸借契約書，抵当権設定契約書，贈与契約書　など
• 委託・寄託関連
  契約書，委託販売契約書，物品委託加工契約書，管理業務委託契約書，寄託契約書　など
• 労働・請負関連
  雇用契約書，身元保証契約書，顧問委嘱契約書，出向契約書，労働者派遣契約書(企業間)，請負契約書　など
• 知的所有権関連
  プログラム使用許諾契約書，データベース使用許諾契約書，システム開発委託契約書，特許権実施権設定契約書，実用新案権実施権設定契約書，意匠権実施権設定契約書，新製品開発委託契約書　など
• その他
  離婚協議書(注１)，恋愛関係終結合意書，遺産分割協議書，示談書　など

(注１)　離婚協議書は離婚関連書類作成のページをご覧ください。

費用について

契約書は実に様々なケースがあり、難易度や手間も大きく変わってきます。弊事務所では、報酬の目安として以下のようなレベルを設定しております。ただし、事例によりレベルが上下することもありますので、予めご承知おきください。

レベル (難易度)	主な契約書の種類	報酬額目安 (注２)
レベル１ (易)	通常の金銭貸借契約書 駐車場使用契約書 雇用契約書(非正規労働者対象のもの) 通常の委任契約書	15,750円～
レベル２ (中)	土地・建物賃貸借契約書 売買契約書 雇用契約書(正社員対象のもの) 労働者派遣契約書 プログラム・データベース使用許諾契約書 恋愛関係終結合意書 レベル２に該当する契約書が最も多いです	30,150円～
レベル３ (難)	遺産分割協議書 示談書 会社の合併やM&Aに関する契約書類	78,750円～

(注２)　報酬額目安は全て税込です。