HOME > 生活環境影響調査 > 生活環境影響調査実例その1
福井県福井市
施設の種類: 産業廃棄物中間処理施設(がれき類の破砕)
処理能力: 320t/日
福井県内の行政書士様
2001・2003年
事業所騒音, 事業所振動
この事業場様の生活環境影響調査は、弊事務所が開業してまだ間もない頃に手掛けさせて頂きました、事務所として初めての大きな仕事となりました。
当時は、省庁から出されている詳細な指針書はなく、紙1・2枚程度の非常に大まかな指針しかありませんでしたので、どのようなやり方をすればよいか、手探りの状態でしたが、依頼者の行政書士の先生のご協力により、滋賀県の指針を利用することといたしました。ただ、滋賀の生活環境影響調査は指針よりはるかに厳しいもので、そのままでは利用出来ませんので、アレンジして利用することといたしました。さらに、行政担当の方のご厚意により、指針の解説書をお借りしまして、それも利用いたしました。
結果として、問題無く生活環境影響調査は完了することが出来て、初めての大仕事ということもあり、非常にうれしかったです。ただし、初めてということもあり、現在作成する調査書に比べてうすいものとなり、十分な報酬は得られませんでした(笑)。
上記にもありますとおり、生活環境影響調査自体は問題なく終え、行政の審査も問題なかったのですが、とある事情により、当初の予定地で施設を稼働することは出来なくなり、場所の変更を余儀なくされまして、新しい場所で改めて産業廃棄物処理施設設置許可申請を行いました(許可申請本体は依頼主の行政書士様の仕事です)。当然、生活環境影響調査も改めて一からやり直すこととなりました。
2度目の生活環境影響調査は、場所が変更になって施設のレイアウトが変更になったものの基本的な仕様は変更してないためかなりスムーズに進めることが出来て、行政審査等も全く問題なく終えることが出来ました。なお、2度目の生活環境影響調査も報酬は頂いております。